今回はサイエンス社の永田一清さんの本をご紹介します。
永田一清さんの「ライブラリ工学基礎物理学シリーズ」は「基礎物理学演習Ⅰ・Ⅱ」に始まり、「基礎力学」、「基礎電磁気学」、「基礎波動・光・熱学」の5冊がシリーズ化されています。
タイトルのあたまにあるとおり、基礎の本ですが、永田一清さんの本で、大学院入試は合格するといっても過言ではない、内容の質、問題量も多いなかなかいい本です。
基礎の本としては、私個人的には最も好きな本の類のひとつです。
また、工学基礎となっていますが、理学部生にはじめに取り組んでもらいたいおススメの本です。
きっと、この本を大学図書館で手に取ったとき、掲載されている問題が解けそうな気がして、試験対策に借りて勉強する学生が結構多いと思います。
けれども、図書館で良さそうと思ったら、大学生協や新刊書店に行って本を買って勉強するのがいいと思います。
この永田一清さんの本は、問題の解答を覚える方法の勉強ではダメです。どちらかというと自力で解いて勉強をしないといけない本のシリーズだと思います。このことによく注意したいものです。
今回もまた物理学の本を株式会社ジャストライトの浪岡 智がお送りしました。
株式会社ジャストライト
代表・浪岡 智
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