私が思うに、岩波書店による物理学の本で、特にすぐれていると思うのが、この「物理のキーポイント(全5巻)」のシリーズです。
「キーポイント力学」(吉田春夫著)の本は、特に極座標表示の解説にすぐれ、学術書としての解説本としては重要な本となりました。
90年代、このシリーズの電磁気学は刊行されていなく、長い間発刊を待ち望まれていました。その「キーポイント電磁気学」は2015年に出版されました。
ひととおり、体系的に勉強したら次に勉強する本として、つまり副読本として特におススメしたい本のシリーズです。
私が予想するに、このシリーズは東大物理学科の難所である一級品の情報を世に出した素晴らしい本のシリーズだと思います。
機会あれば、もう少しこの「物理のキーポイント(全5巻)」の感想を深く掘り下げて紹介したいと思います。
今回は、「物理のキーポイント(全5巻)」について、ジャストライトの浪岡 智がお送りしました。
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代表・浪岡 智
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