今回は、現代の情報の氾濫によって生まれる『下手の横好き』ということわざについて考えていきたいと思います。
学生時代、つまり高校までは国語、数学・・・と5教科、あるいは9教科と学校で学ぶ教科の勉強の多さに悩んだ人が多いと思います。
大学入試は理科2科目、あるいは社会2科目の勉強で、これもまた悩んだ方が多いと思います。
やはり、勉強としてはそれひとつできてから、次の教科に手を出すことがベストだと思います。
世の中にはそれひとつできなくて、いろいろ手を出す人が結構いるものです。
ひとつを得意になってから、次に移る姿勢に気を配りたいものです。
逆にいろいろ手を出す人は、どれもうまくできなくて破滅していくことの重要さを、この『下手の横好き』の意味が示唆していると思います。
何もかもうまくいかなくて悩んだときは、まずひとつができればいいでしょう。
人間、専門があって横断的にいろんなことはできないものです。
グローバルな総合的視点も大事ですが、専門だけできれば人生取りあえず合格と言っていいと思います。
これに似たことわざで、『精神一到何事か成らざらん』というのもあります。
このことわざも別の機会に取り上げてみたいと思います。
今回のブログにも、共感してくれる人が結構いると思います。
ひとつを特化させていこうじゃありませんか!!
今回も株式会社ジャストライト浪岡 智が、成美堂出版のことわざ辞典を読んで、『下手の横好き』について考えてみました。
株式会社ジャストライト
代表・浪岡 智
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