株式会社ジャストライト/浪岡智がお送りする自動車整備について④

 今回も前回に引き続き旋盤のことについて、私、浪岡智が書こうと思います。
 旋盤の資格のテクニックについて書きたいと思います。
 旋盤3級における作業の際、「外径から内径へ」というテクニックがあります。
 部品Bを製作する際、外径を切削してから内径へ中ぐりにかかります。このことを覚えているとスムーズに作業を行うことができます。
 旋盤を行う順序をこのように間違いなく、混乱することなく行えます。
 もうひとつ旋盤のテクニックで、マイクロメータで測定する際、ポイント5(0.5)の計算をたすと目盛りの数値が読み取れるという頭の使い方です。
 この方法は頭の使い方で、マイクロメータの盲点を克服します。
 また、旋盤3級対策の本が出版されていますが、載っている内容は少しマニアックな方法のようです。
 本の方法では制限時間内で終わりますが、時間ギリギリの人が多いと思います。
 本の方法は前述どおりなので、あまり参考にはしない人が出てくると思います。けれども、本は一見の価値はあり、こういう方法もあるんだなあと関心をもちます。2級旋盤の本もあるので、こちらも参考にどうぞ。
 その他、旋盤3級は合格率100%といわれたりしますが、浪岡の情報では、どこも試験を落第する人は少ないようです。 
 自動車整備士やものづくりに関わりたい方は、旋盤3級に合格して、機械の勉強に弾みをかけたいところですね。

 株式会社ジャストライト
 浪岡 智

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